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すっぽんアヒージョ

今年の4月、息子が小学4年生になりました。
一人で習い事にも通えるようになって、ほんの少し自分の時間を持てるようになった気がします。

以前から「ワインでも飲みながら、ゆっくりランチしよう」と話していた友人3人と、久しぶりに会えることになりました。
独身時代を共に過ごし、恋愛、仕事、美容の話……何でも話せる、大切な友人たちです。

みんな私が「すっぽん料理屋の女将」になったことを応援してくれていて、 この日は、オンラインショップで販売している「すっぽんコラーゲン(エンペラ刻み)」を、日常の食卓にどう取り入れられるかを一緒に考える”ちょっと特別なランチ会”になりました。

この「すっぽんコラーゲン」、実は常温でもカチカチに固まるくらいの高濃度。
火を入れてとろっとさせないと食べられないのですが、そこがまた楽しくて。

この日は、関西の家庭に一台はある“たこ焼き機”でアヒージョにしてみたり、 はんぺんに混ぜてふわっと揚げてみたり。 ワインも進んで、おしゃべりも止まりません。

そんな中で、心に残ったのは——
「今の自分は輝けているんかな?」という問いでした。
子育てがあるから、仕事があるから、時間がないから……
そんな言い訳をしながら、自分の本音に蓋をして過ごしていることって、思ったより多いのかもしれません。

でも結局、“答え”って、日常の中にあるほんの小さな輝きの積み重ねなのだと思います。

「子どもに“ありがとう”って言われた」
「職場で新しいことを任された」

—— それって、誰かの役に立っている証拠だし、ちゃんと頑張ってる自分を、もっと自分自身で認めてあげてもいいはず。

そんな小さな肯定の積み重ねが、自信となって、自分らしい輝きに繋がっていく気がします。

そしてこの日、ひときわ盛り上がったのが——
「なんか、独身の頃よりお肌にハリない?」
という思いがけない一言。
「いやいや、それ太っただけやし(笑)」
と返す私に、
「ちゃうやん、 それ絶対すっぽんのおかげやろ?でも実際に頑張ったのは、すっぽんやんな! 」
と、ツッコミが。
そこで、悔し紛れに。
「 それ、“すっぽん屋の女将”の特権やで〜 (笑)」

子育て中、自分の顔をじっくり鏡で見ることすらなかった私の肌を「きれいになったね」って言うてくれる友達がいて、 「すっぽん屋の女将」であることを応援してくれて、
そして一緒にすっぽん料理の可能性まで考えてくれる——

そんな友人がいる自分自身を素敵に思える一日となりました。