今年もこの時期が来ました。
艶々とルビー色に輝く佐藤錦
オンラインショップでご愛顧いただいている
山形県のお客様より
採れたてのさくらんぼを頂戴しました。
梅雨の憂鬱な気分が一転です。
さくらんぼを美味しく頂いた後
息子が世話している「ひろむ農園」に
種を植えることにしました。
来年の収穫が、既に楽しみです。
日比野克彦さんの「明後日朝顔アート」より
種の持つ力、私たちに大切なことを
伝えてくれる力を学びました。
種は、まだ見ぬ先へ想いを馳せている。
種は、時を超える事の出来る乗り物である。
種は、見知らぬ土地に行く事が出来る船である。
種の中には今までの記憶が蓄積されている。
一粒の種の中には次に伝える思い出が詰まっている。
記憶と思い出が今日を過ごして花を咲かせると、
明日の種が生まれてくる。
種の船に乗れば明日の明日へと繋がっていく。
そして・・・明後日へと思いは広がる。
山形が誇る、さくらんぼの王様「佐藤錦」
品種を生み出した生みの親と
それを普及させた育ての親
2人の情熱と努力により100年以上も昔から
受け継がれ、私たちの食卓に届けられているそうです。
自然の力に人の力が加わり
こんなに甘くて美味しい幸せの実
これから先もずっと
受け継がれていくことを願います。
姫路瓢亭 西二階町店ふくべ
女将 白倉 かすみ