関西では梅雨が早々に明けたそうですね。
早朝から青空が広がり
息子が学校から持ち帰った
朝顔の苗も気持ちよさそうに蔓を伸ばしています。
朝顔で思い出すのが
日比野克彦さんの「明後日アート」
明後日朝顔プロジェクトです。
朝顔の種が全国に運ばれ
人と地域が繋がる大きなネットワークの橋渡しとなっています。
息子にとっても日比野克彦さんの絵本は幼少期からの愛読書
姫路美術館で展覧の際、お伺いしました。
「明後日朝顔の7つの気持ち」
1,種を収穫した時に芽生える、記憶を形にした不思議な気持ち。
2,種を蓄えている時に感じる、待つ時間を楽しむ気持ち。
3,種を送る時に思う、地域と地域がつながる気持ち。
4,種を土に植えた時に思う、見えないものを信じる気持ち。
5,蔓がロープに巻きついた時に感じる、ホッとした気持ち。
6,花が開いた時に感じる、声をかけたくなる気持ち。
7,種が戻ってきた時に生まれる、これまでとこれからが繋がる気持ち。
朝顔を育てるのに、こんなにも色んな思いをするんですね。
そして、人いよってその感じ方も様々。
私に足りない4番目の「見えないものを信じる気持ち」
焦らず、騒がず、ありのままを信じて待つ。
改めて命から学ぶことの多さと、未熟な自分を感じます。
昨日よりも今日、今日よりも明日へ
朝顔の蔓はマダマダ長く伸びていきます。
姫路瓢亭 西二階町店ふくべ
女将 白倉 かすみ